ボイラー整備士の仕事内容と免許取得の勉強法をご紹介します

ボイラー技士は機械の取り扱うための資格でしたが、このボイラー整備士は実際に部品を分解、整備するための資格となります。

ボイラーでも大きさによっては年に一度検査をしなければいけないものがあり、検査官に来てもらって機械が良好かどうかを判断してもらいます。

その際に機械に付属している部品などを外して整備するのはボイラー整備士じゃないとできないのです。

この資格は、先にボイラー技士を取得しておくと4科目中の1つが免除されるのでボイラー整備士資格を取ろうとしている方は先にボイラー技士を受験されることをお勧めします。

4科目のボイラー整備士試験

ボイラー整備士試験の科目は次の4つになります。

1、ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識

2、ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識

3、ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に使用する器材、薬品等に関する知識

4、関係法令

4番以外はなんか似たような名称の科目ばかりですが、合格する為にはトータルで60%、各科目では40%以上を正解しなければなりません。しかしそんなに難しい問題がでるわけではないので安心して下さい。

私の時はある程度の仕事経験がないと受験できませんでしたが、今は本人確認証明書を添付すれば誰でも受験できるようです。

ボイラー整備士試験合格のための勉強法

さあ勉強するぞ!と意気込んだはいいけれど一体どうやって勉強すればいいのか?

と悩むのも無理はありません。本屋さんに行ってもおそらくあるのはボイラー技士の本ばかりでしょう。私もまあまあ大きい本屋で探しましたが、1冊見つけたと思ってパラパラめくってみると「ん〜なんかよくわからん」と買わずに出てきてしまいました。

いろいろ調べてみると、ボイラー協会で本が売っているという情報を得て行ってみるとありました。社団法人日本ボイラ据付協会がだしている「ボイラー、圧力容器の整備」と「ボイラー整備士問題、解答集」どちらも3000円ほどでした。解答集のほうは取りあえず買わなくてよいと思います。お金に余裕のある方はもちろん買ってもらってかまいません。

本の中身を見てみると、ボイラー整備というだけあって取り付け部品をどうやって分解して整備するのか、ということが鮮明に書かれています。

まず「ボイラー、圧力容器の整備」をざっくり3回読みます。これでなんとなく分かったら、いや分からなくても次に進みましょう。

アマゾンなどネットで問題集を買います。お勧めはTAKARA licenseの「ボイラー整備士過去問題、解答解説集」です。この本は過去10年間の上半期、下半期に出題された問題がそのままでており、解答も間違っている箇所が分かりやすく説明されていて勉強がはかどるのです。

あとはこの過去問をひたすら解いて間違いを少なくしていけば間違いなく合格できるでしょう。

ボイラー技士2級と同じでとにかく過去問を数多く解いていけば十分合格は可能な資格だと思います。

整備における重要なポイント

さて、ボイラーの検査項目はいろいろあるのですが、一番重要なのは安全弁という部品の整備です。安全弁とはボイラーの圧力が異常に上がってしまうのを防ぐために規定の圧力に達したら蒸気を放出させて爆発を防ぐといった非常に大事な役割があります。

安全弁の整備のやり方は次のとおりです。

1、合マークや寸法を記録しておき、分解していく。

2、弁座のすり合わせをする。

3、ネジや弁棒など汚れているものは掃除をして傷があるものは交換する。

4、部品を組み立てる。その時に合いマークや寸法を間違えないよう気をつける。

5、窒素ガスで規定の圧力で作動するか確認する。

この中でも特に2のすり合わせが重要で、弁座に少しでも歪みがあると漏れが発生してしまいますので慎重に作業します。しかし慣れてくるとだんだんおもしろくなってきますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。ボイラーも検査が必要なものが昔よりは減ってきたように感じますが、レトルト殺菌器や病院で使用するオートクレーブなど第一種圧力容器と呼ばれる機械もたくさんあり、まだまだボイラー整備士の活躍する場はあります。

私のように機械を触ったり壊したりいじくったりするのが好きな人はぜひこのボイラー整備士資格を受験されることをおすすめします。

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